日本のシュガーデコレーションの先駆者の稲田和子先生が亡くなられました。
先生との出会いは25年以上前になります。
麹町のマンションの一室で『エクレールサロン』と称するシュガー教室を開催され、
一期生として学ばせていただきました。
その当時は器具も本も市販されてなくて、先生が直接イギリスに注文し、船便で送ってもらっていました。
ネット社会の今では考えられない位ですね。
先生の好奇心と研究心は卓越していて単身イギリスのシュガー教室に行ったり
シュガーペーストを開発したり…
その後恵比寿で『パディーケーキハウス』を開催、シュガー協会の重鎮として活躍されてました。
食せるケーキを追及する私は恵比寿に動く時に脱会しました。
シュガーの世界からは離れましたが、綺麗なケーキを作成する根源は
稲田先生からの技術と探究心が礎になっていると思っています。
感謝の気持ちと共に・・・ご冥福をお祈りします。
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