縁あって長野県塩尻市青年会議所主催「ヒップリン大募集!」に応募いたしました。
http://www.shiojiri.org/jc/13/cat/hip.html
「塩尻市」を「尻のまち」として発信しようと尻をもじって『ヒップリン』!だそうで、
こんな作品の条件がありました。
・お尻のイメージのあること
・塩尻の特産物を使用していること
・お土産としての商品化が可能なこと
話がきたのが1ヶ月くらい前。
塩尻の特産物を送ってもらって毎日のように実験を繰り返し
試作ではなくデータをとっての実験でした。
いやはやプリンはあなどれません。
素材が替わると反応が変わり、離水したり変色したり
お尻をどうするか?も悩ませていただきました。
結果、オリジナルプリンが3種類出来上がりました。
①ぶどうのプリン 塩尻特産『ナイアガラ』と『コンコード』使用
②日本酒のプリン 塩尻の地酒『笑亀』使用
③ワインのプリン 塩尻のワイナリー『五一ワイン』使用
お尻のパーツも試行錯誤を繰り返しプリプリッとつやのある可愛いものを考案しました。
10月12日(土)、自信作を保冷バッグに詰め込んで
あずさ75号に揺られ会場まで運びました。
6名の審査員の方が試食をし、、、
おかげさまで3点とも『ヒップリン』に認定されました!
早速、翌日の信濃毎日新聞に掲載されていました。
http://www.shinmai.co.jp/news/20131013/KT131012GVI090004000.php
お尻の部分は美味しいバニラカスタードクリームで作りました。
どうやら10月26日(土)の塩尻ハロウィンイベントでも紹介されるようです。
プリンとお尻に追われた日々。
実験を重ねたおかげで今まで何気なく作っていたプリンのことが解明できました。
そして、完成度の高い製品に仕上がって最高に満足しています。
2013.10.15 05:07 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
100g程度のチョコレートのテンパリング
昨日講習しました。
もちろん温度計は使いません。
コツとタイミングとテクニックと…。
テンパリングしたチョコレートでオーナメントを作り
レース以外をのせました。(レースは大きすぎたので別撮りで。)
チョコレートのテンパリングが上達するとケーキの仕上げが楽しくなります。
30gでも50gでもコツさえつかめばささっとできますよ。
温度計を使わないテンパリングのコツ
1.チョコレートは湯煎して溶かす。ぐらぐら煮立たせないこと。
2.冷水にあてながら ボールの底を軽くなでるように
側面に付着したチョコを中に入れながら丁寧に温度をさげていく。
見きわめ…ボールの底に冷えたチョコレートがこびりつく
または 全体がどろっと粘りが出てくる。
(チョコレートによりそれぞれ違います。)
3.熱湯に1~5秒あててチョコレートの固化を止め(結果2℃程度上がる)
ボールの側面でチョコレートを均一の状態にすり混ぜる。
4.一応チェックする。
冷やしておいたパレットナイフに少量つける。
一度固まったチョコレートがゆるみ室温で再度固まればOK.
失敗したら冷やし(2)からやり直しをしてください。
テンパリングはくりかえした方が綺麗に仕上がる感じです。
水が混入しなければ何回でもできますよ。
綺麗なツヤのある美しいチョコレートができあがったら
あとは様々なオーナメントをつくりあげて下さいね。
2013.10.06 09:08 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
秋の新作は【バナニエ】と【栗のバスク】
バナナとチョコレートの相性は抜群。
今回はホワイトチョコ、濃縮ヨーグルト、パッションフルーツとの組み合わせで
濃厚なのにさわやかなムースケーキに仕上がりました。
過去のバナナのケーキをご紹介します。
【ムース ド バナーヌ】
【ショコラ ブラン オ バナーヌ】
【バナナとピーカンナッツのショコラムース】
ムースにしたり、キャラメリゼにしたり、チョコレートと合わせたり、
変色しないような工夫から違う美味しさが…。
一年中手に入るバナナはとっても便利な素材です。
夏は美味しいメロンやマンゴーを探して何軒もスーパーマーケットをめぐりましたっけ。
【栗のバスク】については次回に!
2013.09.17 03:29 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
先日の復刻版 【フリュイ キャラメリゼ】【チーズのガレット】
おかげさまで大好評でした。
リクエストにお応えして 復刻版第2弾!
【ガトー カーディナル】【コーヒー クランブルケーキ】をリニューアルいたしました。
【ガトー カーディナル】意味は「赤い鳥のケーキ」です。
伝統菓子【カーディナル シュニッテン】 と共通のネーミング。
以前講習時に説明を記しましたが
枢機卿の袈裟の色(赤)からきているそうです。
その昔、ナタデココやパンナコッタが一世風靡していた頃
第一ホテルのシェフに教えていただいたお菓子。
教室で同じ様な雰囲気のケーキが幾つかあり、消えてしまったものの
これはこれで ちょっとレトロっぽく手軽に出来る良さがあり…
晴れて復活させますね。
もう一品の焼き菓子 【コーヒー クランブルケーキ】
こちらはラウンドで作成してたのをパウンド型で焼いてみました。
2層がなかなか面白く、、、お味は間違いなく保障付きです。
2013.08.27 01:46 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)